「初めてだから、どこに頼んでいいかわからない…」とご不安な方へ。失敗しない!正しい遺品整理業者選び8つのポイント
「核家族化」、「少子高齢社会」そして「多死社会」。日本の社会構造の変容に伴い、遺品整理業者数も年々増えています。しかしその分、トラブルが増えてしまっているのも現状です。信頼できる遺品整理業者はどう選べばよいのでしょうか?押さえておきたい8つのポイントを解説いたします。
01
遺品整理とは、「もの」の整理だけでなく、ご遺族の「こころ」を整理する作業でもあります。お電話での問い合わせや見積りのときのスタッフの応対が冷たく、配慮が感じなれない場合は、不快な思いがわざわざお願いすることはありません。
02
整理する遺品は故人とご遺族の思いにあふれたものばかりです。どのように整理されたいのか、ご遺族の思いやお気持ち、ご要望をきちんと聞いてくれない場合は、依頼をやめましょう。挨拶・説明・時間厳守など、基本的な社員教育が行き届いているかどうかも、チェックしましょう。
03
「遺品整理後に追加料金を請求され、予定よりも出費が多くなってしまった…」というトラブルが起こることもあります。あいまいな見積りだと、不当な追加料金が発生しやすくなります。わかりやすく、明確な見積り書を提出してくれるかどうか確認しましょう。
04
見積り時の担当者と、作業当日の現場責任者が同一であるかどうかを確認しましょう。事情を知らないまったく違う担当者が来る、または下請けに丸投げになるのでは困ります。同じ担当者であれば、見積り時に取り決めたプラン、料金通りに作業を進めてもらえるので、安心です。
05
残念なことに、業者の中には、ご遺品を不用品やゴミのようにひどい扱いをしたり、ご遺族のお気持ちを全く理解していない業者もいます。故人やご遺族の思いやお気持ち、ご意向を汲み取り、ご遺品をひとつひとつ丁寧に取り扱い、真心こめて作業を行ってくれる業者を選びましょう。
06
ご遺品には、家具、家電、貴重品、可燃物、不燃物、資源物など様々なものが混在しています。 それらのご遺品を適切に仕分け・分別・梱包しているということは、高い経験値とひとつひとつを丁寧に確認しながら進めているということになります。
07
遺品整理業者を選ぶとき、遺品整理士の資格を持っているスタッフが居るか確認しておきましょう。遺品整理の資格は国家資格ではなく、取得は必須ではありませんが、業者選びの指針にはなるでしょう。遺品整理士は専門的な知識やスキルが豊富ですので、安心して依頼ができます。
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支払いの方法が、「後払い」であるかも重要なチェックポイントです。サービス内容に自信のない業者は、全額前払いを要求することがあります。ご注意ください。注意が必要です。優良業者はご依頼者さまも納得し支払いでトラブルも起きないため、後払いの場合がほとんどです。
「故人を偲びご遺品を整理するとともに、ご遺族はお気持ちを整理し、故人のお宅や家財は形を変えて引き継がれていく」という仕事ができることです。
本当にご依頼者さまやご遺族さまの気持ちに寄り添ってくれる業者であるかどうかを確認した上で、トラブルとは無縁な業者を選びましょう。